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ホーム >宣言店取材記事>百古里庵 (浜松市)

更新日:2012年9月24日

蕎麦道楽 かたりの里 百古里庵 (すがりあん) (浜松市)

~天竜山奥の古民家で食す手打ち蕎麦、かたりの里「百古里庵(すがりあん)」さんにお邪魔しました~

 タイムトリップしたような情緒の残る山里に、明治初期の民家を活かしたお蕎麦屋さんがあります。
昔ながらの大きな石臼で挽いた挽きぐるみの蕎麦粉を使って大将が手打ちしてつくる蕎麦。
ガスを使わず古民家で使っていた竈を使って茹で上げます。

 さらに、この百古里庵には天竜の自然に惚れ込んだ芸術家たちのアトリエがあり、
陶器や書・絵画などのギャラリーも併設しています。
周りには自然や農業を楽しめる施設もそろっています。

百古里庵の蕎麦屋を営む山本さん夫婦にお話しを伺いました。



東京から天竜に引っ越してきて16年の山本さん夫婦

       



古民家を利用した百古里庵


※エコショップ宣言について教えて下さい。

●廃棄物の分別リサイクル
 お箸は殺菌力があり、竹林整備にも繋がる竹箸を使い、使用後は蕎麦を茹でる
かまどの焚きつけとしてリサイクルしています。
お店で出る野菜の端などは採卵鶏の飼料とし、一部生ごみは畑でたい肥にしています。
また、かまどの灰も畑にはとてもいい肥料として利用できます。
そういった活用により、 ゴミは土に還らない発泡スチロール程度ですんでいます。

●地産地消の促進
 メニューはメインの田舎蕎麦と二八蕎麦以外に、様々な季節に合わせた料理があります。
地元のお年寄りが自家用に作っていた漬物や野菜を持ってきてもらい、おばあちゃんの味漬物
としてメニューに加えたり、近隣農家で生産された野菜を店先で販売しています。
近くの田んぼで古代米を合鴨農法で育て生産しており、季節のおにぎりにはその古代米も使用しています。
アローカナという南アメリカチリ原産の鶏を地元で放し飼いにして飼育、卵は黄身に楊枝を刺しても
広がらない程濃厚な美味しい卵です。



濃厚で美味しいアローカナの卵
黄身は楊枝で刺しても広がらない程濃密

      



人気の鴨せいろの田舎蕎麦と自家製ごま豆腐

●環境教育の普及
 地元小学校からの依頼があった際には、小学校での蕎麦打ち体験講習を行っています。
自然の中でゆっくり過ごせるよう宿泊用のコテージを作り、キャンプ場を用意しました。
“クラインガルテン”という、都市環境での労働で疲れた人々が郊外に農園を借りて生活し、
のんびりとした自然の中で健康を取り戻す、ヨーロッパで盛んな活動を取り入れています。
併設ギャラリーでは、芸術作品の展示や陶芸体験教室も開かれます。



本日はもう売れて残り少なくなった
店先で販売されている地元農家の野菜

     



同じ敷地内に併設されているギャラリー


 今ではほとんど見られなくなった「たたき土間」があり、縁側がある古民家でこだわりの蕎麦と手づくりの
料理が楽しめる百古里庵。平日は縁側で豊かな自然を愛でながら、ぼーっとする人も少なくないとか。
懐かしさを覚える山里の自然の中で、薪を割ってかまどで煮炊きし、トイレは井戸水を使用するなど
手間はかかりますが昔ながらの生活をしていること自体が今はエコといわれます。

 「山の奥まで来てくれる人のために、美味しいものを作る努力をすることは当然」という山本さん。
地域の活性化を考え地元の方たちを巻き込んだ活動をしています。

 忙しい生活から少し離れて自然と懐かしい日本の山里と美味しい蕎麦を楽しみに
百古里庵を訪ねてみてください。



昔ながらの日本の建物でくつろいで下さい

     


夏にはこんな懐かしい機械で美味しいかき氷も



百古里庵(すがりあん)(浜松市)… 詳細はこちら

 

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