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ホーム >宣言店取材記事>干し芋のタツマ(静岡市)

更新日:2012年11月14日

干し芋のタツマ(ほしいものたつま) (静岡市)

~みんな大好き!おいしい干し芋をお届けする『株式会社タツマ』さんにお邪魔しました~

 甘くて美味しくて食物繊維たっぷり、ビタミンB1・Cが豊富なおやつとして女性に人気の干し芋。
原料はさつまいもだけ、添加物も含まれておらず、安心な健康食です。
干し芋の製造過程は、原料芋を洗う→蒸かす→皮をむく→スライスする→並べて干す
と大変シンプルですが、それだけに原料となるお芋の質や種類、
それぞれの工程での手間のかけ方で、味と質が大きく変わります。

 タツマさんでは、日本の干し芋シェアの8割を占める干し芋産地・茨城県ひたちなか市にある
40軒の生産者と直接契約し、静岡と茨城を往き来しながら、生産者と畑に足繁く通い、
天日で仕上げる昔ながらの作り方にこだわる生産者との繫がりをとても大切にしています。

 さらに、お客様からの要望に応え、2007年1月、日本初の国産有機干し芋を開発しました。
有機栽培の自社農園を持ち、農薬や化学肥料を一切使わず、
試行錯誤しながら有機農法でさつまいもを自分達で栽培、
加工し、日本唯一の有機干し芋として販売しています。

 「農家の方々が心を込めて作った美味しさを味わってもらいたい」と
静岡と茨城を行き来している専務取締役の「福井 保久」さんにお話を伺いました。



女性の方が沢山働いている職場です
キビキビと皆さん働いていらっしゃいました

     



静岡県清水区にある
干し芋を直接販売している店舗

※エコショップ宣言について教えて下さい。
●規格外製品の販売
 さつまいもをスライスした際の切れ端部は切甲と呼ばれ、形は不揃いですが、
味や質は変わりません。
また天日干しのため、風で飛ばされてきた砂がわずかですがついたもの、
形が崩れてしまったものなどを、訳あり商品として金・土曜日に販売しています。
また、人が食べるには硬すぎる部分を利用した「犬用おやつ」の干し芋も好評です。

●資源物の回収促進
 当社では有機栽培米も扱っており、30kgの大きな玄米袋は使用後回収しています。
回収した袋は、干し芋の生産者が秋に収穫したさつまいもを冬まで寝かし
保管する際に使用しています。

また、お店のDMや袋などのリサイクルを促進するために、日本容器包装リサイクル協会に
加入しています。

●廃棄物の分別リサイクル
 サツマイモの皮と精米で出る米ぬかは、自社農園で有機栽培用の堆肥として使用しています。
また、契約農家の方々はお米も生産しているので、
脱穀後の稲穂をいただいて雑草が生えにくくなるよう
畑の畝間に敷いて抑草にしたり、天日干しする際の干し場の敷き藁に使います。

昔ながらの農作業には無駄にするものがなく、
循環が当たり前に行なわれていたのだと改めて感じます。



ダンボールや米袋はリユース・リサイクルしています

     



生産が少なく希少な品種の「いずみ」や

新しい品種の「玉乙女」の干し芋

●省エネへの取組
 
さつまいもは寒さに弱いため、収穫されてから蒸す直前まで定温倉庫に大切に保管されます。
また長持ちさせるため、収穫後のさつまいもを一定期間高温多湿の条件下に置き、
コルク層を発生させることで、保存性をよくする「キュアリング」という工程があります。
キュアリングの方法はそれぞれの生産者で独自のノウハウを持っており、私たちはそれらの
よいところを総合的に組み合わせたことで、時間・手間が節約でき、燃費も1/4に減りました。
同じように、保管作業についても工夫したことで省エネに成功しました。

 また、店舗では緑のカーテンを実施したりこまめに電気を消すなど、
節電を心がけるようにしています。

●生活環境の保全活動
 
有機栽培は農薬を使わないため、雑草や虫のコントロールはとても大変ですが、
人と自然には良い影響を与えられていると思っています。
自社農園の畑には、ヒバリが巣を作り、たくさんの植物や生物が育っています。



干し芋品種の中ではポピュラーな玉豊

     



ワンちゃん用の干し芋も人気です



  干し芋の卸売商だけでなく、自分達で有機栽培の畑を耕し、育て、加工している「タツマ」さん。
干し芋は3~4月に苗を植え、10月~11月に収穫、12月~2月に加工する、1年がかりで
手間も時間もかかる商品です。
お付き合いしている生産者は、昔ながらのやり方で丁寧に作ってくれる名人の方々ばかり。
しかし、残念ながら江戸時代から続く干し芋も、高齢化で生産量が減っているとのこと。

「タツマ」さんでは、生産者との関係を大切に、直接のお付き合いをすることで、その想いを理解し、
お客様に届けたいと思っているそうです。

皆さんも美味しい干し芋を是非「タツマ」さんで見つけて下さい。



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